LINEアカウントの乗っ取りやフィッシング詐欺にご注意ください

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更新日: 2025年11月6日

LINEアカウントの不正利用を目的とした詐欺行為が報告されています。
SMSやメールで詐欺URLをクリックさせたり、個人情報を入力させてだまし取ろうとするものです。

重要  重要
LINEの登録情報(電話番号⋅メールアドレス⋅パスワード)や認証番号を聞き出したり、画面に入力させたりする行為は全て詐欺です。
自分でLINEの引き継ぎを行う以外に、LINEの認証番号を使用することはありません。
差出人のメールアドレスがxxx@line.meではない場合は、詐欺の可能性があります。

参考  参考
LINEアカウントが乗っ取られた可能性があり、「アカウントからログアウトされました」という画面が突然表示された場合は、該当の画面内の[再ログイン]をお試しください。
[再ログイン]によってLINEアカウントを取り戻せる場合があります。

「アカウントからログアウトされました」という画面


目次
-
詐欺メッセージやメールの見分け方
- 乗っ取り⋅フィッシング被害の代表的な手口
- 被害に遭わないための対策
- フィッシングサイトにログインしてしまった場合の対処法
- 金銭的な被害に遭ってしまった場合


詐欺メッセージやメールの見分け方

次のような特徴がある場合は、詐欺の可能性があります。
1つでも当てはまれば注意してください。

自分で引き継ぎ操作を行っていないのにLINEへのログインや認証を促すメールが届いた
LINEの引き継ぎやログイン認証の通知は「自分で操作したとき」にしか届きません。

URLに不自然な点がある
本物のLINE公式サイトは基本的に「line.me」で終わるURLです。
それ以外のURLは偽物の可能性が高いのでアクセスしないでください。
なお、一部のLINEサービスでは「line.me」以外のURLを使う場合もあります。
正しいURLかどうかはLINE公式サイトから確認してください。

特に次のような特徴がある場合は注意してください。
- 「line.me」の後ろに「.com」など余計な文字列がついている
 例:line.me.support.account.XXXXXX.com
- URLに □ で囲まれた記号や全角アルファベットなど、不自然な文字が混ざっている
 例:https://xxxxx-xxxx-ⅹⅹⅹⅹx-□□□.net/.../line.me
- 「line」や「line.me」の前に関係のない文字やハイフンが付いている
 例:x-line.me

送信元メールアドレスが「@line.me」で終わっていない
メールの差出人アドレスを確認してください。
公式のメールは必ず「@line.me」で終わります。
例: XXXX@line.me(正しい)/ XXXX@line.com(偽物)

LINE登録情報⋅個人情報の入力やアップロードを求められる
LINEの登録情報(電話番号⋅メールアドレス⋅パスワード)や認証番号を聞き出したり、画面に入力させたりする行為は全て詐欺です。
自分でLINEの引き継ぎを行う以外に、LINEの認証番号を使用することはありません。


過度に緊急性を強調している
「今すぐ」「至急」「48時間以内」や「LINEアカウント停止」「利用制限」など、強い言葉で不安をあおる場合は注意してください。


乗っ取り⋅フィッシング被害の代表的な手口

SNSやLINE上で投票を促すメッセージが送られてくる
「アンバサダー候補になったから投票して!」「私のペットに投票してくれない?」などの投票を促すメッセージやページへのリンクから、LINEに登録している電話番号⋅パスワードなどを入力させる画面に誘導します。

オンライン投票を促す詐欺画面の一例_1

オンライン投票を促す詐欺画面の一例_2


LINE公式を騙る手口

「再認証が必要」「安全確認」といった文言で偽のページに誘導する
「24時間以内に確認が必要」などの文言で緊急性を煽り、偽のログインページに誘導する手口です。
LINEの登録情報(電話番号⋅メールアドレス⋅パスワード⋅認証番号)を入力させようとします。
入力するとLINEアカウントが乗っ取られる危険があります。

LINEがこのようなメールを送ることはありません。
リンクは絶対にクリックしないでください。

LINEアカウントの確認を促す詐欺画面の一例

 

LINEアカウントの確認を促す詐欺画面の一例


「LINEアカウントを停止する」「LINEアカウントを凍結した」といった文言で、偽のページに誘導する
「LINEアカウント停止」や「凍結」を口実にしたメールが、LINEを騙った差出人アドレスや件名で届く手口です。
一部の事例では、偽のページに誘導してLINEの登録情報だけでなく、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類をアップロードさせようとします。

LINEがこのようなメールを送ることはありません。
リンクは絶対にクリックしないでください。

乗っ取り⋅フィッシング被害の手口一例

 

乗っ取り⋅フィッシング被害の手口一例

「新着通知」を騙るメッセージが送られてくる 「新着通知があります」「1件のメッセージがあります」などの文面で、URLクリックを誘導するSMSが送信されます。
LINEはこのようなSMSを送りません。

乗っ取り⋅フィッシング被害の手口一例1

「LINEアカウントがロックされました」「私のLINEデータが消失してしまった」などの文言で、偽のページに誘導する このようなメッセージに掲載されているURLを開くと偽のページに誘導されてしまいます。
LINEではこのような方法で、LINEアカウントのロック(利用規約違反による規制)を解除したり、消失したデータを復元したりすることはありません。

メッセージの一例 1

メッセージの一例 1

本物と偽物のログイン画面比較


その他の手口

宅配業者を装ったSMSが送られてくる 宅配業者を装い「再配達のために必要」「お荷物の宛先不明」や「お荷物を持ち帰った」などの偽の文面でURLにアクセスさせようとするメッセージが送られてきます。

このメッセージのURLを開くと不正アプリ/ファイルのインストールや宅配業者のフィッシングサイトを通じてSMSが遠隔操作される可能性があります。
第三者によって不正に操作されたSMSを利用し、LINEの電話番号認証が行われ、不正にLINEアカウントが新規作成されたりする危険性があります。

関連情報:
宅配便業者に加えて通信事業者をかたる偽ショートメッセージサービス(SMS)が増加中|独立行政法人情報処理推進機構
佐川急便を装った迷惑メールにご注意ください|佐川急便
ヤマト運輸の名前を装った「迷惑メール」が多発しています。「なりすましサイト」への誘導に十分ご注意ください

宅配業者を装ったメッセージの一例



被害に遭わないための対策

- LINEのパスワードは他サービスと同じものを使いまわさない
- 不審なメッセージやリンクは開かずに削除する


フィッシングサイトにログインしてしまった場合の対処法
フィッシングサイトにログインしてしまった場合は、お客さまの状況に合わせて以下の内容をご確認ください。

‐ LINEアカウントを利用できている場合
‐ LINEアカウントが利用できなくなった場合


金銭的な被害に遭ってしまった場合

LINEアカウントが乗っ取られてしまうと、家族や友人にプリペイドカードやウェブマネーなどの購入を促すメッセージが送信されてしまう場合があります。
もし金銭的な被害に遭ってしまったら、警察相談専用電話「#9110」番へご連絡ください。
「#9110」番は、全国どこからでも、電話をかけた地域を管轄する警察本部などの相談窓口につながる全国共通の電話番号です。
詳しくは、警察に対する相談は警察相談専用電話 「#9110」番へ(政府広報オンライン)をご確認ください。
※ダイヤル回線や一部のIP電話からはご利用できませんので、お住まいの都道府県にある警察相談専用電話(警察庁HP)をご利用ください

LINEを悪用した詐欺に注意!

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